これを書いている日は3月30日です。
前回のブログで、アタラヨの活動にケリをつけるとかなんとか言っていましたが、そのことについてです。
色々とバタバタしていた結果、2020年度の最後の最後になってしまいました。
ですが、なんとか、自分のやりたかったことができたなと思います。
サウンドクラウドにアルバムという形で音源を19曲、載せました。
多いな、と感じるかもしれません。
でも実際そんなこともなく、今まで自分が作ってきた曲を集めただけだったのでそこまで大変ではありませんでした。
と、言いたかったです。
え?どういうことかって?
「めっちゃくちゃ大変でした。」
まとめると言っても、そもそも書き溜めていたものがほとんどメモ書き程度のクオリティだったため、編曲、歌録りは改めてやらなければいけない状況でした。
とにかく妥協に妥協を重ねました。
20数曲あった曲から、形にならないと思った数曲を除外しました。(eyesというライブでやった曲がありましたが個人的な都合で除外しました。)
歌詞の推敲はせず、そのときに書いたものを採用している割合が高いです。
歌録りはそこそこに終わらせ、ピッチ補正などの工程は踏んでいません。
アレンジは直感的に、突き詰めすぎず行いました。
ギターの宅録は当時のものをそのまま採用しました。家でギターを弾くとうるさいので。
歌のコーラスパートもほぼ作っていません。
というわけでこの作品は、音源と、ボイスメモの中間、くらいのものだと思ってください。
ほとんどの大事な工程をすっ飛ばしたのにも関わらず、相当苦しみました。
そしてバンドという形からソロプロジェクトになったことでアレンジの具合もかなり変わりました。
各楽曲解説
2020年上半期頃に、一度色々リアレンジをしてみようと思いライブでやった曲の再構築を試みました。
この頃から、まとめた音源を出すというのは考えていました。
ライブでやった曲目はこちらです。
2018年夏のライブ
時報、漂う(←浮遊)、水星旅行、晩夏に(←Sandal)、未収録(←eyes)
2019年夏のライブ
地下室へ(←朝靄)、終着(←深層)、水滴
()内は当時の曲名
結果的に、時報、水星旅行、晩夏に、の3曲はほとんど別曲になってしまいました。でもどれもすごく気に入っています。
生物という曲は実は一度、弾き語りライブでやった曲でしたが、多分誰も覚えていませんね。歌詞が少し変わりました。
ペシミスティックという曲は友人にキーワードをいくつか出してもらって作るという、不思議なチャレンジをしてできた曲でした。
出してもらった単語を歌詞に入れるというルールの元作ったのですが、歌舞伎町という単語が入っていてなんだか違うなと思ったので、初っ端でそこを変えました。
憂はうれいと読みます。この曲のメロディは全楽曲で1番新しいです、2日前くらいに作り直しました。そしたらかなり良くなったので自分のメロディセンスも少しは成長しているいのかなと思いました。
可惜夜という曲はもうわかる方もいるかもしれませんがあたらよと読みます。
私としては6,7曲目くらいに作った曲です。
バンドのテーマ、ではないですが、このタイトルで作ったら面白いかなと思い、2018年の秋頃に作りました。
誘い、や、巨大な城、は長さが1分半ほどでかなり短いです。本当にメモ程度の材料しかなかった曲たちです。でもアルバム全体としては良いアクセントになっているかもしれません。ちなみに巨大な城の仮タイトルは豆腐でした。
仮タイトルといえば、今回が初めての発表だった曲が10曲以上あるのですがそれぞれ曲名も変化しています。
その中で当初から曲名が変わっていないのは、いびつな月(元々は漢字で、歪な月でした)、次の日、くらいだと思います。
それぞれの前の曲名はほとんど忘れかけているのでここに書くのをやめました。
エレキギターの録音は全て当時のものを流用しています。
水星旅行、晩夏に、地下室へ、終着、の4曲で聴けます、出しておいてこんなことを言うのも嫌ですが、かなりひどいです。
歌が無補正過ぎるのは許してください、、、。
そんなこんなで語ってきましたが、アレンジに関してはすごい量を思い返すことになるので書きたくないです。なので書きません。
さいごに
アタラヨは、知ってくれていた皆様としてもほぼ印象に残っていないバンドかもしれません。
ライブも2回しかやっていませんので。
音楽サークルの中でそれぞれの趣味趣向が合う合わないはもちろんあって、その中で長く続けられるバンドは、メンバーみんなの努力や思いやり、そして情熱で成り立っていると思います。私もこういうバンドが一度組めたのは本当に嬉しかったです。現状ひとりなのが悪いとかそういうことではなく、いろんな意志が集まって形成されるものの尊さをサークルを通して学ぶことができました。
1曲でもいいので、と言うわけにはいきません。是非、2、3曲、なんなら5、6曲くらい聴いてください。
改めてこの人はこんな音楽をやっていたんだなということをこの音源を通して感じてもらえたら、私にとってはそれが1番幸せです。
大学生活の終わりにこういうことができて本当に良かったです。
今は少し、「やり切った感」みたいなものを感じています(が、そんな暇はないです。)
大学2年で作曲を始めた甲斐があったなと、、。
アマチュアの拙い作品だとしても、やっぱり作り終えるとすごく達成感があるし、嬉しいのです。
最後に、ジャケット候補の画像を載せておきます。
それでは、ありがとうございました。アタラヨ、終了です。
Special Thanks すがの、はたちゃん